2017年07月27日

チェコの旅S  ほんとの終わり

チェコ・フォークダンスツアーの、長々(ながなが)した印象記にお付き合いしていただき

ありがとうございました。4年前に、初めてチェコに行き、2回目だったので、比較したり、

さらに分かったり、新しい出会いがあったり・・と、思い出に残る旅でした。


過去、他のヨーロッパの国を訪問し、そのたびに現地に行ったからこそ、得た経験は幾つ

もあるが、今回は、比較にならないくらい大きな財産となった。


日本に戻れば、また静かに例会を中心とした、日常が始まるが、今後チェコの踊りに対する

考え方や、フォークダンスの取り組む姿勢に少しでも変化があれば、うれしいと思う。


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2017年07月26日

チェコの旅R  ストラージュニツェのフェスその6 終わりに

ストラージュニツェのフェスは、ヴェルブンクばかりでない。興味深かったのは、村の

結婚式を再現したプログラム。みな民族衣装を着て、歌い、踊り、そして一人ずつ

花婿、花嫁の前に行き、ご祝儀を渡し、お祝いする。かつてのモラビアの村の日常風景。


また、園内の草原では、チェコのダンスグループが集まりパフォーマンス。どこの村の

グループも、たくさんの演奏者と踊り手で構成され、村の踊りを披露していた。衣装も

違う。踊りも見事。チェコフォークロア伝統は、まだ村の中に残り、引き継がれている。


僕らはフェスでチェコの小グループ、「ディキタ」と会った。「ディキタ」はプラハの

北、ドイツの近くの村のグループ。演奏者もいる。メンバーは、若い人も中年もいる。

踊りは素朴。村では大活躍らしい。最後に本当の地元の人たちと交流できてよかった。

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2017年07月24日

チェコの旅Q  ストラージュニツェのフェスその6 モラビアの男たち

ヴェルブンクはカッコいい踊りだが、そもそもは若者の兵士集めの宣伝の踊りとして、

始まったらしい。特に南モラビアの男たちはヴェルブンクが好きなようだ。


ヴェルブンクの優勝者が決まったあと、夜から会場が一般開放され、「みんなでヴェル

ブンクを踊ろう」のコーナーがある。音楽が始まると、男たちがステージに雪崩れ込む。


いっちょまえに、子どもたちも踊っている。演奏が途切れると、大人たちは互いに肩を

組み、歌いだす。催促するように。すると、また演奏が始まり、参加者は取りつかれた

ように、自分流儀のヴェルブンクを踊る。モラビアには、女が入れない男の世界がある。
posted by 管理人 at 09:46| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

チェコの旅P ストラージュニツェのフェスその5 ヴェルブンク競技B

コンテストは選手紹介から始まるが、MCの前口上が長〜い。もうやめてくれ!

選手は声がよく通るよう、介添え女性からワインをもらい、のどを潤し、待つ。


ようやくMCの饒舌から解放され、登場し、歌いだす。みんな、美声だ。

民謡歌手ばりの声量、音域がないと、大会の競争に勝ち抜けないみたい。


その後、歌からスローのダンスに移り、さらに速さが変わり、パワーが炸裂。会場は

異様な熱狂。その最優秀者が優勝者となり、大観衆の前で選手に栄誉、地元に名誉が

与えられる。ヴェルブンク競技は、選手と地元が一緒になって盛り上げる大会。

posted by 管理人 at 08:12| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

チェコの旅O ストラージュニツェのフェスその4  ヴェルブンク競技A

ヴェルブンクについて、僕はほとんど知識がなかったので、ぜひヴェルブンクのコンテスト

を見たかった。この踊りは、「音楽に合せ、自分のイメージで即興に踊る、男のソロダンス」。


ハンガリー、スロバキアにもヴェルブンクがあり、こちらはむしろ、国を代表する踊りとして、

国民に定着しているようだが、チェコの、南モラビア「スロバーツコ地域のヴェルブンク」が、

きわめて価値の高い伝統文化として、2005年、ユネスコ無形文化遺産として登録された。


ストラージュニツェのフォークロア・フェスでは、ヴェルブンクのコンテストが目玉イベント。

日頃、踊っているヴェルブンクを年に1度、地元の人たちの前で腕前を披露し、評価を仰ぐ。

大会は予選、決勝と続き、審査員の審査を受け、チャンピオンが決まる。


ハンガリー、スロバキアのヴェルブンクは分からないのだが、このスロバーツコのヴェルブンク

は、踊り手が最初に歌をうたい、その後、音楽に合わせ、ゆっくり踊りが始まり、次に音楽が

アップに転調すると、動きが一段と速くなり、跳んだり、床を叩いたり、激しい踊りになる。


と言う訳で、ヴェルブンクは歌が重要で、決勝に登場した人は、みな上手。声がきれいで、

朗々として観客席までよく響きわたる。ヴェルブンクを踊る男たちは歌えなければならない。
posted by 管理人 at 19:19| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月20日

チェコの旅N ストラージュニツェのフェスその3  ヴェルブンク競技@

フェス2日目の午後、僕は祝賀パレードでなく、ヴェルブンクのコンテストの方を

選んだ。今年のチェコは毎日30度を超える猛暑日。会場は炎天下の野外円形劇場

だが、誰も日傘を差していない。帽子を被っている女性も少ない。


チェコの女性は、暑さ対策がバッチリで、すぐ日陰に入る日本人と違う。肌は露わ

だし、男も多くが短パン。結構、夏を楽しみ、暑さを享受している。


コンテストの間、彼らは首からタコ糸でぶら下げたマイコップに、持参のワインボトル

からワインを注ぎ、飲み続ける。ツマミなんて一切ない。ビールもグイグイ。日本人が

めずらしかったせいか、声を掛けられ、後ろから、隣の席からお酒をもらう。


ヴェルブンクコンテストは、この辺り、スロバーツコ地域の町、村の踊り上手が参加する。

観客は酒を飲み、仲間同士ワーワー言いながら、自分たち出身地の、選手が出場すると、

眼の色が変わる。歌が始まり、ダンスに移ると、ボルテージは最高潮。こちらまで興奮する。

posted by 管理人 at 15:07| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

チェコの旅N ストラージュニツェのフェスティバルその2

フェス2日目。今日は1日お祭り三昧。しかし、催しは同時並行で開かれている。悩ましい。


午前中は思い切って露店めぐり。掘り出し物を探したが、空振り。休んでいたら、目の前の

円形劇場でブルガリアチームが、ちょうどリハ―サル中。昨夜の開幕プログラムで絶妙なパン

フルート演奏で、絶賛浴びていた少女が練習していたが、改めてレベルの高さに感動した。


昼は、参加した男たちとソーセージをパクつき、ビールを飲み、ゆっくり休憩。問題は午後。

思案のしどころ。実は市街地で行われる祝賀パレードと、スロヴァーツキー・ヴェルブンク

の決勝コンテストの時間が重なっている。吉と出るか凶と出るか。僕は後者に決めた。


祝賀パレードも参加各国が行進して、よかったらしいが、ザフラダという場所の円形劇場で

行われた、ヴェルブンクの最優秀選手決定戦もすばらしかった。詳しくは次回で。
posted by 管理人 at 10:17| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

チェコの旅M ストラージュニツェのフェスティバルその1

6月23日。ブルノを出て、途中、民族衣装の専門店に寄り、ホドニーンに着きました。チェコの

東の端。もうスロバキアに近い。おそらく、生活圏がこちら寄りで、普段、住む人にとっては

自国の首都、プラハへの存在、意識は少ないのではなかろうか。ほんとうにプラハから遠い。


今回の楽しみの一つ、国際フォークロア・フェスティバルをこの近くのストラージュニツェで見る

こと。スロバキアに隣接する、この周辺、幾つもの町や村が散在し、スロバーツコ地域と呼ば

れるが、同じモラビアでも他とは、文化的には違う。ふるさとに対する誇りも高そうだ。


夕食後、フェスの開幕式を見学するため、皆でストラージュニツェに出かけた。入口でフェス

3日間、通用する入場バンドを腕に付けてもらう。期間中、入浴中も、就寝中も外せない。

バンドを失くせば、もう入場できないので、神経を遣った。


会場は大きな公園。雑木林が広がる園内には川が流れ、円形劇場、円形競技場があり、

スカンゼン(モラビア地方の古民家を集めた施設群)もある。町自慢の公園かもしれない。


開会式は午後8時30分から、園内のブルドゥニークと言う場所の円形競技場で行われた。

ホスト国、チェコを除く、参加国、ブルガリア、スロバキア、クロアチア、オーストリア、

イギリス、トルコがダンスや歌、演奏を次々披露。祭りは夜遅くまで続いていたようだ。



posted by 管理人 at 13:56| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

チェコの旅L 広大な平原がチェコダンスの豊かさを生んだ?

チェコは北海道より面積が少ないし、人口も日本の1割ほどの小さな国だ。ところがチェコ

をまわっていると、大国のような錯覚に陥る。一歩まちを離れれば、見渡す限りの平原が

どこまでも広がり、街道沿いの小さな村を通り抜けると、また延々と丘陵が続くからだ。


プラハからのボヘミア・ロードも、ブルノを起点とした街道も畑が続き、緑の絨毯を敷き

つめたよう。人っ子一人、見かけない。町と町、村と村が離れていて、とても遠い。

否応なく、地域はそれぞれ自立せざるを得ず、独自のコミュニティをつくられていく。


それぞれの町や村に違いが生まれ、固有の習慣、風俗、文化がつくられ、住民たちの地域

愛着心、郷土意識が強くなってくる。フェスティバルのダンス・コンテストも、いわば、

地域間の競争。チェコフォークダンスの多種多様さは、この辺にルーツがあるように思う。


posted by 管理人 at 01:45| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月14日

チェコの旅K 民族衣装の専門店

ブルノを出発、ストラージュニツエのお祭りの玄関口になるホドニーン市に向かう途中、

街道沿いの小さな村、ブルモヴィツエの民族衣装専門店に立ち寄った。


シャレた民家の1階、店内は整然として、落ち着いた雰囲気。品数も多い。人気は生地の

売り場。女性たちでいつまでも満杯。一角には一息入れるコーヒーコーナーもあった。

オーナーは買い物は長期戦と言う、お客の心理がよく分かっているようだ。


僕は黒の帽子を買った。「カバンに入れるとつぶれるよ」と皆さんのアドバイスいただき、

夏にはふさわしくない厚手の生地で、暑苦しそうだったが、この日から帰国するまで、外出の

ときは、頭に黒い帽子着用が日課になったが、別に恥ずかしくなかったのが不思議感覚。


お店は有名らしい。ダンス愛好者にとって、馬子にも衣装。失礼!案内してもらいよかった。

posted by 管理人 at 10:50| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする